Google広告スクリプトで行うタスク自動化術(その1.概要編)

Google広告スクリプトで行うタスク自動化術(その1.概要編)

こんにちは。マーケターの水野です。

エンジニア出身の私がマーケティング業務に携わり2か月ほどが経過しました。
日々学ぶことも多くやりがいのある毎日ですが、不満を覚えることもありました。

「毎日の作業が多すぎ・・・」と。

予算管理、キーワードの除外登録、プレースメントの除外登録、広告の効果検証、ユーザー分析など多岐にわたり作業が発生します。
こういった日常的な作業を自動化したくなるのが(元)エンジニアの性分であり腕の見せ所でもあります。

今回は作業の自動化をするうえでとくにお世話になったGoogle広告スクリプトの概要や例についてお話します。
※具体的な操作や設定方法などは次回以降の記事で紹介いたします。
全3回にわけて投稿致しますのでよろしければご覧ください。

Google広告スクリプト(旧.Adwordsスクリプト)とは

一言で言い表すならば「プログラムで作業を自動化するもの」です。
公式ヘルプでは以下にように紹介されています。

Google 広告スクリプトを使うと、アカウントでの変更作業を自動化できます。Google 広告アカウント内で手動で変更を加える代わりに JavaScript コードを使うと、記述したスクリプトによって直接、入札単価の変更、広告グループの一時停止、キーワードの追加を行うことができます。

大規模なキャンペーンを運用している場合や、スクリプト作成の知識を持ったスタッフがいる場合は、スクリプトを利用すると効果的です。Google 広告スクリプトの知識があれば、アカウント全体に大規模な変更を適用できるため、時間の節約につながります。スクリプトは、クライアント センター(MCC)アカウントを通じて複数のアカウントを変更するときにも使用できます。

長いですね笑

メリットとしては

  • Google広告のアカウントに対する作業の自動化が可能
  • 外部データ(スプレッドシートなど)を読み込み、アカウントに反映できる
  • 公式にサンプルコードがあり、そのまま使用することもできる

が挙げられます。
汎用的に使用することができる強力な機能ですがデメリットもいくつかあります。

  • JavaScriptの知識が必要
  • SQLの知識が必要な場合もある
  • すべてが自動化できるわけではない
  • 詳細な仕様の確認に英語のドキュメントを読む必要がある
  • 公式のサンプルコードが少し古いため、そのままでは動かない場合がある

とくにJavaScriptの知識が必要というのが一番のネックだと思います。
公式のサンプルコードも動かない場合やカスタマイズしたい場合はプログラムの編集が必要なため、導入には少しハードルが高いと言えます。

Google広告スクリプトで具体的にできること

今回はサンプルコードや有志が公開したコードをいくつか紹介します。

  1. 検索語句レポートから自動で登録、除外を行う
  2. 天気情報を取得して入札の強弱をつける
  3. 24時間入札スケジュール

1.検索語句レポートから自動で登録、除外を行う

クエリで必要な情報を記載したレポートを作成し、レポートのデータからキーワードの登録や除外を行います。
サンプルページでは広告のクリック率を基準とし上回っている場合は登録、下回っている場合は除外しています。
条件は変更可能でたとえば広告のクリック数が100回以上でコンバージョン率が1%未満を除外など幅広く対応することができます。

参照URL : https://developers.google.com/adwords/scripts/docs/solutions/mccapp-search-query?hl=ja

2.天気情報を取得して入札の強弱をつける

スプレッドシートにキャンペーンデータと気象データ、気象確認地域データを記載しAPIで読み取った気象データと照合して条件にマッチした場合は入札単価の調整を行います。

使用するシーンとしては、

  • 雨の日は飲食店の来客が減るので広告の入札単価を下げる
  • 快晴の日はアウトドア製品の広告を表示させたいので入札単価を上げる

などの運用が考えられます。

参照URL : https://developers.google.com/adwords/scripts/docs/solutions/weather-based-campaign-management?hl=ja

3.24時間入札スケジュール

スプレッドシートに曜日と時間で構成された表を用意し、それぞれのセルに記載された入札単価を読み取りアカウントに反映させます。

Google広告で用意されている「広告のスケジュール」でも曜日、時間帯によって入札単価の調整を行うことができますが、このスクリプトを利用した場合は細かく設定でき管理が容易になります。

参照URL : https://www.brainlabsdigital.com/ad-scheduling-4-times-more-responsive-than-googlemarinkenshoo/

まとめ

Google広告スクリプトについて手短に説明させていただきました。
上手く活用することができれば年中無休で動いてくれる大変強力な味方になります。
JavaScriptの知識が必要のため少しハードルは高いかもしれませんが、入門レベルの知識があれば十分運用可能なため、臆せず使ってみることが大事だと思います。

次回は具体的な設定方法や操作方法についての紹介を予定しています。

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また!