自社ECサイトを立ち上げよう

今回は、「ECモールやASPサービスは手数料が高いから独自でECサイトを作成したい!」という方に向けて、記事を書きます。

 

ECサイトを新規で立ち上げる場合にフルスクラッチで一から開発することはほぼありません。

下記のような膨大な機能を一から作成するとなると金額は軽く1000万円を超えてきます。

 

会員登録機能、マイページ機能、商品検索、商品ページャー、カート機能、見積もり機能、お問い合わせ、商品ランキング、ピックアップ、キャンペーン、タイムセール、メルマガ、SNS連携ボタン、レビュー、受注管理、配送管理、決済機能、会員検索、会員情報一覧、ポイント管理機能、在庫管理、売上集計、コンテンツ管理、送料・手数料設定、etc…

 

軽く1000万円を超える?!

これは「東京オリンピックの開催費用は約3兆円です。」とあっさり言われているようなものですね。。

 

弊社では主に、無料で使えるEC-CUBEというCMS(サイトテンプレート)をベースにして開発を行っています。

「1」からではなく「7」からといったところでしょうか。

そこから様々な作業を加えていき、ECサイトを独自な仕様へとカスタマイズしていきます。

ECサイトの構築

EC-CUBEを基盤にして具体的にどのようなカスタムを行うのかを解説していきます。

デザイン対応

ECモール等では出来ないようなデザインにして微調整を加えブランディングを行います。また、JavaScriptなどを使用してユーザビリティ(使いやすさ)を向上させます。内部SEO対策も行い、検索結果上位に上がりやすい状態にしていきます。

システム拡張

ビジネスモデルは多種多様、デフォルトのEC-CUBEには無い独自のシステム要件があれば随時構築していき、作業効率化に繋げていきます。サーバー構築などをサイトのスケールにあわせて行い、表示速度などのパフォーマンスを調整します。

マーケティング設定

ECモール等では導入出来ない分析ツールを多数導入します。どのページからの流入が多いのか、どのページから離脱しているのか、など様々な情報が可視化されます。完成度の高いサイトを作っても集客できなければ結局無駄になってしまうので、ディスプレイ広告などを運用して集客を行い売り上げアップに繋げます。

ECサイトの費用

イニシャルコスト

市場調査、競合調査費などが必要になりますが、構築の面でいうとEC-CUBEカスタム費が主なコストになります。

 

ランニングコスト

サーバー料や決済代行サービス利用料に関しては売り上げに比例して手数料が上がりますが、

ECモールほど高いパーセンテージではありません。その他の費用は基本的に固定です。

 

・人件費

・サーバー料

・ドメイン料

・決済代行サービス利用料

∟ソニーペイメントなど

・その他ツール料

∟ヒートマップなど

 

※ECモールも利用している場合

・在庫管理システム利用料

ECサイトのメリット

自社ECサイトを運用する主なメリットとしては下記になります。

 

手数料を下げる

・デザインを追求することでブランディングを行える

・システムを最適化してパフォーマンスを向上できる

・マーケティングを行い売り上げをアップする

 

しかしながら、やはり自社ECサイトを立ち上げるとなると

デザイン、システム、マーケティング、それぞれの専門知識がある程度必要になってきます。

 

自社ECサイトに関して、ご興味がありましたらぜひお気軽にご相談ください。